＜店名の由来＞

この店の名前は「なむや文庫」です。「なやむ文庫」や「なむこ文庫」ではありません。では、どうして「なむや文庫」と名付けたか。
それは、店主のモットーが、

　なにがなんでも
　むりしても
　やり抜くぞ！

だからです……というのはうそ。

　なやまず
　むりせず
　やってみよう

で行きたいなとは思っていますが、実態は

　なやんだあげく
　むりもしたけど
　やっぱりだめだった……

　冗談はさておき、名前の由来は地名です。
　商売の本拠地は横浜ですが、千葉県南房総市富浦町の南無谷（なむや）というところに、店主が買い溜めた本が置いてあります。これを名付けて「なむや文庫」。「金沢文庫」「足利文庫」と並んで日本三大文庫の一つと言われている…わけはありませんが、この本を元に古本屋を始めたから、そのまま店名にしました。
　南無谷は、知る人ぞ知る房州ビワの名産地です。